このゲームをプレイしたきっかけ
このゲームを知ったのは、先輩と車で移動している最中のことでした。
ラジオのお便りコーナーから、ふと
「今、『80億分の1』というゲームが流行っているんです。」
という趣旨の話が流れてきたのです。
先輩と一緒に耳を傾けていると、このゲームは、自分がランダムに割り当てられた国で、どのような人生を送ることになるのかを疑似体験できる、という内容でした。
その場で非常に面白そうだと感じ、会社を終えた後すぐにプレイしてみることを決めました。
実際にプレイして感じたこと

実際にプレイしてみると、まず再現度のリアルさに驚かされました。
単なるゲームという感覚を超えて、誰かの人生そのものを、自分の身を通して体験しているような感覚がありました。
もし自分が、生まれる国を選べないまま、別の国に生まれていたら。
そんな、普段は考えることのない「もしも」の感覚を、強く実感させられるゲームでした。
田城孝太操作が簡単で分かりやすいのが良いよな。
手軽にサクッとプレイできるのも魅力的だぞ。



特別なプレイスキルは一切必要ないし、設定でいろんなシュミレーションを体験できるのも面白いと思う‥!
過去・未来で設定を変えてプレイしてみるのも良いかもね!
私が歩んだ4つの人生
今回、このゲームを合計4回プレイしましたが、それぞれ以下のような人生をたどることになりました。


1人目:コンゴ共和国の男性
一般家庭に生まれ、大学院で土木建築を専攻。専門のエンジニアとして活躍した後、実務経験を認められて大学教授となり、研究者としてのキャリアを全うして生涯を終えました。


2人目:モザンビークの女性
貧しい農家に生まれ、家の習わしによって望まない結婚を強いられます。夫からの暴力に耐えかねて都市部へ移住し、製紙工場の作業員として働き始めます。やがて上司に認められてリーダーの役割を任されるようになりますが、高血圧性の心疾患を急に患い、亡くなりました。


3人目:グアテマラの男性
貧しい家庭の事情から進学を諦め、工場に就職。そこで技術を磨き、職人としてのキャリアをスタートさせます。30代で主任を任されるようになり、40代になると、知人のつながりをきっかけに市議会議員としての道も歩み始めます。議員としての役目を一定期間務め上げた後は、工場の専門技術者として、静かに晩年を過ごしました。


4人目:インドの男性
貧しい家庭に生まれ、小学校を卒業した後、農家としてキャリアをスタートします。しばらく農業に従事した後、都市部へ出て溶接工として数年働き、その後地元へ戻ります。干ばつをきっかけに建設作業員へと転身し、約10年間その仕事を続けた後、再び農業に戻って余生を過ごしました。
どの人生も、驚くほどリアリティがあり、プレイしていて非常に見応えがありました。



俺なんて初めてプレイしている時、
・ エルサルバドルの一般家庭
に生まれたんだ‥。
マジでめっちゃマイナーな国だな‥
って正直思ったけど、プレイし終えてからは妙な感動があったな‥



生まれる国を選べないですが、それが逆に妙なリアリテイを演出していると感じますね。
第4章 場所が違えば、運命がまるで別物になる
今回このゲームをプレイして、最も強く感じたのは、
「生まれる場所が違うだけで、人生の運命がまったく別物になる」
ということでした。
私たちが当たり前のように享受している、
・ 小中学校に通えること
・ 大きな災害の被害に遭う頻度が比較的少ないこと
・ よほどのことがない限り突然職を失う心配がないこと
といった前提は、場所が変われば決して当たり前のものではないのだと、あらためて実感させられました。
そして、置かれる場所によって、そもそも選べる選択肢の数自体が大きく異なってくることも、このゲームを通じて強く感じた部分です。
選択肢の違いこそが、人生の運命を大きく分けているのだと痛感しました。



日本で生まれる事自体が国ガチャ大当たり
という論争をネットでよく聞きますが、このゲームをプレイしているとそう言われる理由も納得出来る気がしました‥
確かに、日本で当たり前とされていることは、世界の水準からすれば非常にハイレベルなことが良くあるからです。
普段生活しているとそのことに中々気がつけませんが、このゲームをしていると私たちの日常(インフラや教育水準など)が当たり前ではなく、極めてすごいことが本当によく分かります。



確かに、今の日本は今の日本ならではの問題や課題があると思う。
だが、それでも非常に恵まれているのは紛れもない事実だろうな‥
現に、よほどの問題家庭に生まれない限りは、世界基準で考えるとほとんどの国民がある程度の生活水準を享受できる。
これは当たり前に見えて全然当たり前じゃないんだろう‥
第5章 少しでも世界の生活水準が向上してくれれば
先ほども触れた通り、同じ時代に生きていても、生まれた国によって生活水準や選べる選択肢がまったく異なるという現実を、このゲームを通じて体感することができました。同時に、豊かさを享受したくても、それが叶わない人が、世界にはどれほど多いのかということも、あらためて実感しました。
世界から貧困を完全になくすことは、現時点では決して簡単なことではないと思います。
それでも、技術や文明が今後さらに発展していけば、今の生活水準を底上げしていくことは、十分に可能性のある話なのではないかとも感じています。
一部の起業家や経営者の方々が、
「今は大きな時代の転換点であり、これから予測のつかない未来が訪れる」
と語っているのを耳にすることがあります。そうした言葉を踏まえると、誰もが一定の豊かさを享受できる世界が訪れる日も、それほど遠くないのかもしれません。
私自身、そうした形で人類全体の生活水準が底上げされる未来が、少しでも早く訪れてくれればと願っています。



シュミレーション好きな人や、地理好きな人も楽しめると思う‥!









