働くことに正解はあるのか?
いきなりですが
「正しい働き方」
というものが、世の中にはあるのでしょうか?
新卒で入社し、真面目にコツコツ努力を積み重ね、会社に長く尽くしていれば、いずれ評価され、安定した生活が手に入る。
そんな「正しい働き方」のイメージを、なんとなく思い描いたことがある方は多いのではないかと思います。
私自身も、以前はそうした働き方こそが「正解」なのだと、漠然と信じていた時期がありました。
ただ、実際に社会に出て働いてみると、その「正解」が、思っていたほど確かなものではないと感じるようになりました。
世間で「正解」とされる働き方への違和感
世の中には、「こう働くべきだ」という考え方が、いくつも存在しています。
一つの会社に長く勤めることが良いとされたり、逆に若いうちに転職を重ねることが評価されたりと、時代や立場によって「正解」とされるものが変わっていくのを今まで生きていく中で体験しました。
こうした「べき論」を耳にするたびに、私は少し違和感を覚えます。
それは、その「正解」が、必ずしも自分に当てはまるとは限らないからです。
自分にとっての「正解」が、
「相手にとって不正解」
の時もあれば、相手の「正解」が逆に
「自分の不正解」
になる事もあり、本当に一般論だけで測れるものではないと感じています。
国村斉歩例えばですが、フルタイムで8時間正社員で働くことは、
「健康で体と時間に不自由がない」
人にとっては正解かも知れませんが、健康上に問題のある方や、時間に制約がある方にとってはベストとは言えないと思います。



キャリアや働き方は何を目指しているかによって変わってくると思う。
だから、無理なく体調を気遣いながら働きたい人に、
「出世してバリバリ働け!」
の様に強要するのはおかしいと感じるの。
人によって選べる道はバラバラである


「そんなの当たり前じゃん」
と思われるかもしれませんが、キャリアや働き方は、人によって置かれている状況がまったく異なります。
「家庭の事情、健康状態、住んでいる地域、これまで積み重ねてきた経験、経済的な余裕‥等。」
挙げていけばきりがないほど、一人ひとりの前提条件は違います。
ある人にとっての最善の選択が、別の人にとっては現実的に難しい場合もあります。
それにもかかわらず、「こうするべきだ」という一つの物差しだけで、他人の働き方を評価してしまうことに、私は正解があるとは思えません。
もちろん、参考になる考え方や、多くの人に当てはまりやすい傾向というものは、確かに存在するとは思います。
そのような内容を、勉強し、自分に役立てようとする事は非常に重要で、自身のより良い未来の元になるはずです。
ただ、それをそのまま「唯一の正解」として、他人に当てはめてしまうのは、少し乱暴なのではないかと感じています。
働き方について語るとき、私自身が心がけたいのは、「これが正解だ」と断定することではなく、「こういう考え方もある」という一つの視点として、お伝えすることです。



同様の例えですが、平均的なサラリーマンの方に
「資産に全く困っていない一流企業のエリートの転職方法」
を紹介しても、全く参考にならないどころか、下手すると毒になると思います。



そうね。
その内容が理論的に正しくても、実行できたり再現性があるとは必ずしも決まっていないから‥
昭和・平成の働き方は、通用しなくなりつつある
こうして考えていくと、一つ感じることがあります。それは、昭和から平成にかけて当たり前とされてきた働き方が、少しずつ通用しなくなりつつあるのではないか、ということです。
「終身雇用を前提に、一つの会社に長く勤め上げる。年功序列の中で、着実にキャリアを積んでいく。」
かつては、それが多くの人にとって現実的な選択肢であり、ある意味での「正解」に近いものだったのだと思います。
しかし、時代とともに、働き方を取り巻く環境は大きく変わってきています。
会社のあり方や、雇用の形も多様になり、以前ほど一つのモデルケースに当てはめて考えることが難しくなっているように感じます。
だからこそ、これからの時代に必要なのは、「こう働くべきだ」という一つの正解を探すことではなく、自分自身の状況に合わせて、その都度、納得できる選択を重ねていく姿勢なのではないかと、私は考えています。



正解を見つけるのが難しくても、最善を自分で選ぶことは可能だと感じています。
おわりに
改めて思うこととして、働くことに、「これは正しい」と言える絶対的な指針はないのだと感じます。
それでも、自分なりに考え、選び続けていくことに意味があるのだと、私は思っています。
少なくとも、自分なりに思考し、取れる最善を見出して選ぶことで、後悔や未練は減るでしょうし、
「結果として最善の道に進む」
可能性が高いと感じます。
今後、私は働き方に関して自分なりに感じたことを記事にしていきますが、それらが読者の方にとって
「自身の働き方について、少し立ち止まって振り返る」
きっかけになれば嬉しいと考えています。




